ママボノ概要
ママボノは、育休中や離職中の子育てママたちが、プロボノと呼ばれるボランティアプログラムを元にボランティアをする活動。今回は、ママボノの概要と、実際に参加した体験談、感想をご紹介。アクティブで有意義な育休を過ごしたいママにおすすめの情報です。
ママボノとは?
ママボノは、育休中や離職中の子育てママたちが、プロボノと呼ばれるボランティアプログラムを元にボランティアをする活動です。プロボノ活動で多数の実績を持つ認定NPO法人サービスグラントが、2013年度にスタートしています。
2013年度にスタートをしたママボノは、2020年度までで約579名が参加、89の団体を支援してきました。2020年は、オンラインでの活動がメインになり、参加地域は問わずに海外からの参加も可能になりました。
どんなママにおすすめ?
ママボノには、以下のようなママたちが参加しています。
- 自分の力を社会のために活かしたいママ
- 再び仕事を始めるにあたり、子育てと仕事の両立に不安を抱えるママ
- 仕事の感覚を取り戻したいママ
- この貴重な時間を使い、今しかできない経験で自分の幅を広げたいと思っているママ。
育休中のママがメインですが、子育てのために一時離職中のママも参加できます。復職を視野にいれたタイミングで参加する動機を持つママも多いよう。
どんなメリットがある?
復職が視野に入ってきたママが、他のママたちとプロジェクトに参加することで、
- 復職に向けたシミュレーション
- 社外の仲間づくり
- コミュニケーション力の向上
- 社会課題への関心の高まり
など様々な効果が期待できます。
人生の中の貴重な時間を、社会のためや自分のため、家族のために有意義に過ごしたいと思っているママにおすすめの活動です。
プロボノってなに?
「ママボノ」で行うのは、「プロボノ」と呼ばれるボランティアプログラム。
社会的な問題の解決やニーズに応えるために活動するNPOなどに対し、お金ではなく仕事のスキルや経験を活かして、6名前後のチームを組み支援することで、社会課題解決に貢献します。
(語源はラテン語のPro Bono Pubilico:公共善のために、という言葉)
ママボノ参加の流れ
約2か月という参加しやすい短期間で、活動時間の目安は週5~10時間程度です。
子どもから目を離しづらい0歳児ママ、離職期間の長いママも参加しやすいよう配慮しています。
参加はもちろんお子様連れでOK。2人目、3人目ママも歓迎です。
※参考までに2020年のスケジュールを記載します。
-
0説明会 6〜9月
こちらは参加しなくてもOKですが、サービスグラントの方よりママボノの説明をしていただける会があります。説明会によりけりですが、他の育休中のサービスと一緒に行われることも。質問などにも丁寧に答えていただけるので、参加できるタイミングがあれば参加をおすすめします。
2020年は6〜9月にかけて、様々な団体とのオンラインイベントを行っていたようです。ママボノイベントページ参照
-
1参加申し込み 9/17まで
ママボノに参加するには、ママボノ参加フォームからの申し込み、及びプロボノ登録(サービスグラントのプロボノワーカーの登録)をお願いします。
※スキル登録は「簡易登録」をお選びください。(ママボノ以外にもサービスグラントの様々なプロジェクトに将来的のご参加を希望される方は「本登録」をお願いいたします。) -
2プロジェクトチーム決定 9月下旬
-
3オリエンテーション 10/6
・ママボノチームメンバーのみの顔合わせ
・プロジェクト準備開始
プロジェクトの進め方を相談しながら、ヒアリングなどの調査、資料作成等、業務を分担します。
-
4キックオフミーティング 10/16
・チームの支援先と顔合わせ
・活動についてヒアリングなどを実施
プロジェクトの目的を改めて確認した上で、今抱える課題などをヒアリング
-
5プロボノワーク
・ヒアリングや調査、成果物作成
チームで役割分担を行い、成果物を完成させる。
-
6成果提案ミーティング (チームごとに日程を調整)
・支援先への成果物提案、活用法の提案
団体において、成果物が活用され組織基盤が強化されるために、活用の仕方についてディスカッションを行う。
-
7成果報告会 12/4
・他チームとの成果共有(全体会)
・プロジェクト振り返り
-
8成果物最終納品 12月上〜中旬
この他、プロジェクト開始前に
・リーダー事前勉強会 10/2 ※オンライン開催
各チームのリーダー(2名)が参加
・オンラインツール勉強会 9/25※オンライン開催、任意参加
主にZoomでのオンラインミーティング実施方法、その他オンラインツールのご紹介などをします
などもあったようです。
具体的にどんな支援先があるの?支援内容は?
ママボノの支援先は、子供や子育てについての活動、地域や自治体の活動など、子育て中の女性ならではの視点を活かせる支援先が多いです。ママだけでチームを組むママボノだからこその気づきやチーム力は、支援先のNPOからも高い評価を受けています。
また、支援内容についても、情報発信系(ウェブサイト改善、パンフレット制作、営業資料作成)、事業戦略系(課題整理、マーケティング基礎調査)、組織運営系(クラウドツール活用、業務整理)、ファンドレイジング支援(クラウドファンディング)等、幅広くあり、自分のスキルが活かせる支援内容を選ぶことができます。
2020年度の支援先一覧
- 荒川クリーンエイド・フォーラム(河川ごみや水質、自然回復などの問題を考えて、豊かな自然を取り戻そうとする活動)オンライン研修の改善提案
- チッチェーノ・チッタ運営委員会(キッズタウンイベント) 活動運営マニュアル
- ワーカーズ・コレクティブちろりん村(地域の子
- 育て家庭に向けて支援活動)ウェブサイト改善提案
- 桜上水四丁目町会(災害など有事に隣人同士が助け合えるつながりづくりを目指す自治体)業務整理と運営改善提案
- 東中野五丁目小滝町会 (「マチトモ見つけよう!」をテーマにした自治体)課題の見える化・解決策の提案
- グリーンコートレジデンス自治会(分譲マンション自主防災組織)チラシ・パンフレット作成
- 中央福祉の会 (いざというときに助け合える地域づくり)マーケティング基礎調査
- 玉川学園社会福祉協議会 (「誰でもいつでも、助けてと言える街・気軽に手を差し伸べられる街」)印刷物(パンフレット)
- しばさき彩ステーション (空き家を改装したコミュニティスペース)営業資料作成
- なかの生涯学習サポーターの会 (地域活動をサポートする人材を育成するほか、区民参加のイベントや講座の開催)ジンドゥー・Wixウェブサイト
参加に必要な条件は?
2019年度までは、オフライン環境でのミーティング等も行っていましたので、東京・大阪などの方しか参加できませんでしたが、2020年からはオンラインでの活動がメインになり、参加地域は問わず、海外からの参加も可能になりました!
- プロジェクトに使用できるパソコンを所持していること
- 通信環境があること
- オンラインでミーティングにご参加可能な方(カメラ・マイクを使用)
- オンラインでプロジェクトにご参加可能な方(プロジェクトによって、Word、Excel、Power Point、その他ソフトを使用することがあります。希望プロジェクトへの立候補時にプロジェクト情報にてご確認ください。)
- 主に東京、大阪エリアで募集をしますが、ご参加地域は問いませんので、海外などからのご参加も可能です
- プロジェクトはオンライン実施を基本としますが、見学や対面でのミーティングの実施を検討する場合は、支援先と相談の上チームごとに決定ください。詳細についてはプロジェクト開始後にご案内をさせていただきます。
※事務局側で、オンラインツール(Zoom、Skype等)のご紹介、サポートを行います
※オリエンテーション、キックオフミーティング、成果報告会はZoomを使用します
参加したい!と思ったら。
2021年の概要はこちら。
参加申し込み締め切りは2021年9月15日(水)。
実施日程は2021年10月~12月上旬で、東京/大阪/横浜でそれぞれ異なるので、上記の概要から詳細ご確認くださいね。※本年はすべてオンラインで開催するとのこと。
申し込みも、上記概要ページから行えます!
※来年度以降のママボノ参加をご検討中の方は、ママボノの「お問合せフォーム」より開催概要をリクエストをすると募集決定後にメールにてご案内がくるとのこと。
http://bit.ly/mamabonotoiawase
管理者の体験
私は2019年秋の回に参加しました。それぞれのフェーズでやったこととその感想をご説明します。
参加の動機
2019年4月から2人目の産休に入り、2019年6月に出産。1人目のときは特に何もせずに過ごしてしまった育休、2人目のときは有意義に過ごそうと決めていました。
社会的に役に立つ病院や介護施設でのボランティアをしたいと思っていたのですが、ネックは子連れということ。なかなか生後数ヶ月の赤子を連れてのボランティアは募集していません。そこでネットで「育休 ボランティア」で検索して見つけたのがこのママボノでした。丁度9月に説明会があるとのことで、さっそく申し込みをしました。
ママボノは復職するママを考慮して、10-12月上旬の活動期間になっています。(保育園の申し込みが12月頃なので、そこまでに終わるようになっている)なので、私はタイミングがよかったな、思っています。2019年は上期下期ありましたが、基本的に年に一回しかないので、下半期出産の方はなかなか参加しにくいかもしれません。
説明会
私が参加をしたときは、
・ママボノ
・産後ドゥーラ
・マドレボニータ
の3つがまとまって説明会をしていました。
参加したのはすでに産後3ヵ月くらいだったので、産後ドゥーラは産前に知っていれば絶対お願いしたのに!と思いました。そしてマドレボニータにも参加することに。。。
ちなみにドゥーラ協会の方がボランティアできてくださっていたので、リアル会場でしたが、赤ちゃんを転がせるマットが引かれ、ドゥーラさんがあやしてくれたりと、なかなかよい環境でした。今は全てオンラインですかね。
申し込み
ママボノのHPから申し込みできます。
・ママボノ自体への申し込み
・プロボノ(スキル)登録
の2つが必要です。
どちらも、そこまで大変ではなかった印象です。
たしかここで、リーダーをやりたいか、そして希望の支援先を入力します。
希望先は5つくらいまで選べるのですが、おそらく人気のある支援先は集中するので、妥協して支援先を書くとだいたいそこに決まると思います。支援先に強い意思がある場合は、余計な選択肢を選ばないことと、フリーで書き込めるスペースがあったので、そこでアピールをするのがよいと思います。(とはいえ、全体バランスを見てチーム分けされると思いますが)
私は子供や介護系をやりたかったのですが、1つ妥協して人気のなさそうな支援先をいれたら、見事にそこになりました。チーム決まったとき、他のママもみんな同じような感じだったので、あんまり人気なかった支援先だったのだと思います。(とはいえ最高のメンバー&支援先でした)
事前オリエンテーション
日時:2019年9月30日(月) 10:30-12:30
場所:三井住友信託銀行本店ビル(最寄り駅:東京駅・大手町駅)
ここでチームのメンバーと初めての顔合わせ。広い会場に100人ほどのママとベビーが勢揃いです。ここでもボランティアのベビーシッターさんがきてくれて、数カ所ベビー用のシートがひかれています。ベビーカーに乗せたままでも、抱っこしたままでも、シートにごろんでもなんでもOK。
まずは事務局からママボノについての概要説明と支援先の紹介、プロジェクトの進め方、ママボノの心得などについての説明があります。
そしてチームで自己紹介、リーダーを中心に、支援先のことや、今後の作業の流れなどを確認。自己紹介のときには、「なんて呼んでほしいか」が必須。○○ママではなく、自分のことを呼ばれることって、育休中ってあんまりないじゃないですか。ママとしてではなく、個人の友達としてつながれる場がなによりうれしかったのを覚えています。オリエン後はみんなでランチで交流を深めました。
2020年からはこちらも全てオンラインで行われているようです。オンラインは気軽でよいですが、やはり100人のママ&ベビーが一箇所に集まるのは圧巻でした。
キックオフミーティング資料作り
次回の支援先とのキックオフミーティングまでに資料作りが必要です。
え?いきなり2週間後に資料が必要なの?と不安に思っていたのですが、そんなときに、すごいのがサービスグランド。今までのプロボノプロジェクトで使用されてきた資料や雛形がきちんと準備してあるので、未経験でも進行ガイドや雛形通りに作業を進めればOKなんです。
最初のオリエンで「プロボノ虎の巻」という資料が渡され、プロボノやコミュニケーションの便利ツールや進行のポイントが学べます。
特に、参加者がアクセスできるプロボノライブラリには、担当しているプロジェクトの種類に合わせて、
・進行ガイド
・提案資料テンプレート(キックオフや中間提案など、支援団体との打ち合わせごとに用意したもの)
・標準スケジュール(ステップごとにガンチャート化したもの)
・フィードバックシート(支援団体への提案ごとに承認とフィードバック内容を残しておくもの)
・その他(ヒアリング依頼状や過去プロジェクトの成果物などプロジェクトで役立ちそうなもの)
などが用意され、これが本当に便利でした。
私たちは、オリエン当日はあまり詰められなかったので、zoomMTGをセッティングしました。
キックオフミーティング資料内容は
・支援先理解(事業概要、ステークホルダー、現状と課題)
・プロジェクトについて(目的、検討すべき内容、スケジュール)
・支援先への確認事項
といった感じでした。
こちら全て提案書の雛形があるので、それにそって埋めていけばOKなのですが、私たちの支援先はなかなか事業内容が難しく、理解するのに一苦労。
1回目zoom:各自領域を分けて支援先のことを調べて発表
2回目zoom:キックオフミーティング資料作り
と1週間に1回はMTGを行い、それまでに各自調べ物や資料作りを宿題でやってくるというスタイル。
時間がないママたちなので、MTGで余計なことはしないよう、できることは事前にやってくる!というスタイルが非常に効率的でした。実際の仕事も、みんなこうだったら日本の会社の効率はぐんと上がるはず。。。
そしてコロナ前だったのでzoomMTGはあまり主流ではありませんでしたが、ママボノではみんな効率的に活用していて、もうこれからのMTGは全てこれでいいなと思える進行でした。
キックオフミーティング
日時:2019年10月11日(金)10:30-12:30
場所:東京ウィメンズプラザ(最寄り駅:渋谷駅・表参道駅)
ここで初めて支援先の方との対面です。
支援先の方の課題や要望、支援目的は事前にサービスグランドの方がヒアリングして、ヒアリング内容を基本情報としてまとめ、オリエンで配布されています。私たちのチームはオリエンでこの「支援内容、支援目的」があいまいだなと話していたので、プロジェクトのゴールをはっきりさせることをミーティングの目的に設定していました。
よくよく話すと事務局の方のヒアリング内容とちょっとちがった意向があったりして・・・。今思うとここでしっかり話せたのがよかったと思っています。また、支援先が私たちの生活と少し縁遠い団体だったので、活動内容などを詳しく教えてもらいました。ネット内容だとなかなか理解できないことを、本人から説明してもらえるのはやはり良い機会。
支援先にも参加いただく、中間MTG、成果提案MTGの日程を決定して終了。
プロボノワーク(中間提案、成果提案)
ここからはいよいよチームに別れてのプロボノワーク。
私たちの支援先の目的は「寄付金を集めるための営業資料づくり」です。今まで支援先はパンフレットを使って寄付金営業を行っていましたが、消費者向けのパンフレットで、寄付をする企業へのメッセージやメリットが書いてなかったので、寄付企業用の資料作成が必要でした。
でも、正直だれもそんな資料作ったことなかったです。私たちも提案使用テンプレートにそって、資料作成などを進めていきました。
ちなみ大体週1回1〜2時間程度のMTG、中間提案や成果提案などの支援先への提案前には、オフラインで実際あって2〜3時間かけて詰めるといった感じの進行でした。MTG前には各自作業の宿題を出しておいて、MTG前に宿題は全体展開しておき各自読み込んでおく。MTG自体は、議論がメインといった進行。作業自体はその時にや人によってかける時間はまちまちでしたが、私は5時間くらいは使っていたかな。
中間提案11/8、成果提案11/22とそれぞれまで時間もあるようでなかったです。営業資料を作るにあたり「ターゲット」「メッセージ」「伝達手法」を考え、成果物はそれを元に作りあげることになりました。
中間提案は支援先と会える数少ないチャンスなので、私たちは中間提案では「寄付をお願いする先の絞り込み」を目的として、お願い先候補を挙げてメリットデメリットを提示しながら、支援先と会話し、候補を絞り込む回に設定しました。
成果提案では、中間提案で絞り込んだターゲットに合わせて、メッセージ開発、伝達手段を提案し、実際に作成した営業資料を使った営業デモを行いました。
中間提案、成果提案ともに、支援先に対して真摯に提案する感じ、とっても育休中とは思えない感じでした。ぐずる子供を抱っこしたり、膝の上に座らせたりしながら、真面目に話しているママたちは、とてもシュールですが、かっこよかったです。
成果報告会
チームごとのワークが終了し、最後はまた全チームが一ヶ所に集まります。
チームごとにワークの内容と感想を簡単に発表。その後、チームごとに振り返りを行います。ここで、チーム全員ひとりひとりに向けてメッセージを書きます。私たちのチームは個人それぞれの良さと役割を発揮できたチームでした。(みんな自分の得意分野や課された役割を認識し、積極的にその領域で輝こうと頑張っていた証拠!)
よかった点は、私自身、普段の業務をしている中ではなかなか得意だと思えなかった領域でも、世の中の人から見ると得意と言える領域だったんだと気づけました。会社の中にいるとなかなか気づけないことでも、外の人から見るとすごい!と思える、自分の良さに気づくことができます。
成果物最終納品
私たちの納品物は「営業資料」だったので、フィードバックもらった内容などを反映して、最終納品をメールで行いました。
全体感想
プロジェクトはほぼ2ヵ月強でしたが、各自ワークを行うのは2ヶ月弱くらいですね。MTGと作業時間合わせて、週に5〜10時間くらいは費やしました。
個人的にメリットデメリットだと思ったことは以下です。
【メリット】
- 濃い友達ができた。
育休中、友達を作れる場面はいくつかあると思いますが、断言します。同じような思考を持つ、かなり濃い友達が作れます。やはり1つの目標に向かって努力をし合った中は深いです。学生の部活仲間のような感じ。しかもママとしての繋がりがメインではなく、個人個人としての繋がりがメインなので、子供の話よりも自分の仕事の話で盛り上がれる仲間です。私自身、正直大人になってできた友達の中で一番しっくりくるコミュニティでした。
- 刺激になった。
チーム員は本当に優秀な方も多く、刺激も多かったです。他の会社で当たり前にやっている議論のフレームワークを知れたり、プロジェクト全体でメンタルケアしてくれる役割を担っているメンバーがいたり、復職後の業務に活かしたいと思える気づきもたくさんありました。
- 復職前の助走期間になる。
実際の支援先がいるプロジェクトなので、ある程度の緊張感を持ちながら業務を進める感じが、かなり復職リハビリになりました。プロジェクトの進行やMTGで課題解決で悩むときは、久しぶりに脳みそを使ってる気分にwとろけていた脳みそを、仕事モードに戻すことができました。
- 自分の力を社会のために活かせる
支援先はNPO法人などの非営利団体がメインで、子育て中のママの力をぜひ借りたいと思っている団体なので、育休中の時間に自分のできる範囲で社会のためにお手伝いできる場でした。育休中に社会貢献をしたい!と思っている方にはおすすめです。
- 大人の社会見学
NPO法人や自治体など、普段お話を聞くこともなかなかできなような団体の方達とつながり、一緒に目標に向かって並走することは、まさに「大人の社会見学」でした。今回携われたのは1つの団体でしたが、本当はいくつかやってみたい!と思いました。
- ママにも参加しやすいフレーム
期間も2ヵ月と明確に決まっており、ゴールも明快。事務局のサポートも手厚いので、どんなママにも参加しやすいフレームになっていると思います。
【デメリット】
- 時期が決まっている
毎年10-12月がメインの期間なので、出産時期によっては、なかなか参加しにくいかもしれません。
- サークル/部活的なノリ
これはメリットでもあると思うのですが、支援先が非営利団体でプロジェクト形式ということもあり、業務というよりは文化祭に近いノリ。みんなで一つのものを作り上げるというダイナミズムは感じられますが、実際の企業で自分の能力を試したい!自分のスキルをあげたい!と思っているひとには物足りないかも。
みんなの感想
個人的にママボノで知り合った方がたに感想を聞きました。
育休中でも社会貢献したいという希望を叶えてくれた。また自分のビジネススキルを試すいいチャンスでした。他の業界の優先な方と一緒に働くことは、非常に良い刺激をもらってたくさん勉強になりました(35歳、1人目育休)
復帰後の予習みたいなことができ仕事の感覚と取り戻せた。子どもではない繋がりで友人が増えた。(33歳、1人目育休)
活動自体刺激があり面白いし、同じくらいの子供がいる他社のママと繋がり以上の関係が築けて良い。(38歳、1人目育休)
普段の自分の会社ではできない体験だったし、復職の準備にもなりました。(36歳、2人目育休)
twitterでの感想も
こちらは関連記事のご紹介です。
育休中ではなく、離職中で参加した方のインタビュー
まとめ
この記事では、ママボノの概要、詳しい体験談と感じたメリットデメリット、またみんなの感想などをまとめました。
育休中、離職中のママが参加しやすいフレームの社会貢献活動であるママボノは、つながり作りや、復職準備、普段はできない体験ができる、等、とてもメリットに感じているママが多いようです。
デメリットとしては、参加できる時期が、毎年10〜12月頃と決まっているので、興味のあるママは、8〜9月くらいまでに、ママボノHPをチェックしてみてくださいね。
みなさんの育休が有意義なものになりますように。
コメント